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 国分北小学校のページをお開きくださいましてありがとうございます。平成20年度は18学級,児童数490人,職員数36人でスタートしました。昨年度より,1学級,児童数10人,職員数2人の増となりとても喜んでいます。「きびきび はきはき ひとみ輝く国分北小」を合い言葉に,毎日楽しく充実した日々を送っています。
 一昨年度は,霧島市指定の「情報教育」の研究公開を実施し,研究の成果を発表させていただきました。
 平成19・20年度は,県の指定を受け,「ICT利活用」の研究を深め,これまでの研究をさらにレベルアップさせていく計画です。この研究は本校だけでなく,国分中学校,国分北小学校,青葉小学校(国分中学校区)が連携しながら推進していくものです。
 この研究の様子や成果と課題等は,年間を通じて随時Webページで公開する予定です。また,国分北小学校のホームページの更新回数は県下でもトップクラスと言われています。(?)これからもどしどしページを開いてください。
 校長室から  
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 教育[13]

□最新記事
 「やった!」という毎日を 【1月16日】
 漢字考 【12月15日】
 そつ啄同機 【11月11日】
 静と動
 言われなくても実行【9月3日】
 地域で見守り育てましょう。【7月15日】
 過激ゲーム 小学生熱中 【7月2日】
 心を開く一言 【6月19日】
 親から子へ受け継ぐもの【6月10日】
 子どもの心を育てる親のあり方【6月2日】

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 [17] 「やった!」という毎日を 【1月16日】カテゴリ:【教育

  「新年あけましておめでとうございます」
ご家族揃って平成21年の正月をお迎えのことと存じます。
 今年も,子供たちの健やかな成長を願って,教職員一同力を合わせて頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。
 一昨年は,様々な食品会社による「偽造事件」が発覚し,「偽」が平成19年の漢字になってしまいました。昨年も食品偽装は相変わらず。その上に,中国製ギョウザ事件や汚染米等で食の安全が脅かされました。世界的な金融危機に伴い,就職内定の取り消し,派遣社員の突然の解雇など深刻な情勢が続きました。首相の短期間での交代やオバマ氏の次期大統領決定もあってか,昨年の漢字は「変」でしたね。
 毎年「今年こそは平和で平穏な世の中でありますように」という願いは見事に打ち砕かれて(もちろん全てではありません)しまいますが,それでも,今年も同じ願いであります。
 子供たちの学校生活も,いよいよ最終学期を迎えることになりました。元気に登校してくる子供たちを見て,大きな事故もなくみんなで新しい学期を迎えることができることを大変うれしく思います。
 一学期の始業式では,『目標と実行』ということで,「自分の目標をしっかり持ってそれに向かって実行しよう」と言いました。二学期には,目標を立てたら『言われなくても実行する人』になろうと,子供たちに話しました。
 三学期の始業式では,
『やった!と言える毎日』を過ごしましょう。
とお願いしました。
 例えば,親に起こされなくても自分で起きられた,八の段の九九がすらすら言えた,
縄跳びの二重跳びが10回できた,人に親切にしてあげられた,トイレのスリッパをきちんと揃えた等々,やれることはたくさんあります。
 これらの中から一つでも「今日はこれができた,これをやった」という毎日が続いたら,どんなに素晴らしい子供になることでしょう。ご家庭でも,夕食後の団らんの話題にしていただいたらありがたいです。
 
2009/01/16(Fri) 15:50:30


 [16] 漢字考 【12月15日】カテゴリ:【教育

  ご存じのとおり毎年,その年の世相を表す「今年の漢字」があります。阪神大震災の年は「震」,同時テロの年は「戦」阪神タイガース優勝の年は「虎」,そして,食品偽装が相次いだ昨年は「偽」だったことは記憶に新しいことと思います。今年は「真」とか「誠」のような希望に満ちた美しい漢字を期待したのは私だけではなかったでしょう。
 そういう期待とは裏腹に,食品偽装はいわゆる「芋づる方式」に発覚し,「またか・・・」と思うと同時に,「今度はどこだ?」と変な勘ぐりをしてしまいます。
 さらに,中国製ギョーザ事件や汚染米等で食の安全が脅かされ、世界的な金融危機にも襲われました。就職内定の取り消しや派遣社員の突然の解雇など、雇用にも危うさが深刻になりました。秋葉原の無差別殺人や元厚生省次官殺傷事件,子が親を,親が子を殺すという暗然とする犯罪も多いでした。
 そこで私が予想した今年の漢字は,やや過激的かも知れませんが、「狂」でした。(理由は想像にお任せします。)
 残念ながら予想は見事に外れ,「変」が一番多かったようです。その理由として,首相の短期間での交代,変革を訴えたオバマ氏の次期大統領決定,株価暴落による世界経済の大変動、物価上昇による生活の変化などのようです。「来年はいい年に変えたい」との期待感を込めた意見も多かったと言うことです。また,「今年はノーベル賞が日本から4人も出た大変な年だった」とのコメントも。
 こういう意味の「大変」という言葉を使わせてもらうなら北京オリンピックでのバトミントンの「末・前ペア」の大活躍,浅田真央選手のフィギアスケートグランプリファイナルでの見事な逆転優勝も嬉しい「大変」であります。
 もっと身近にもありました。本校6年生の高橋李生くんが100メートル走で全国一になったことです。しかも学童新記録で。このような「大変」は大歓迎ですね。
 ちなみに,2位は「金」。以下「落」「食」「乱」「高」「株」「不」と続きます。私の予想していた「狂」は全くないことを願っています。 
 さて,来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが,敢えて言わせてもらうなら,来年は「真」「誠」「信」「躍」「楽」「笑」など希望に満ちた楽しい文字であってほしいものです。「偽」や「狂」など真っ平です。 
 
2008/12/15(Mon) 14:15:44


 [15] そつ啄同機 【11月11日】カテゴリ:【教育

    「そつ啄同機」これは,私が社会教育主事講習の時に聞いた言葉です。その意味は,
『卵の中のヒナが外に出ようとして殻をつつく音と,それに応じて母親が外からこれを 助けて殻をつつき破る時機が同時である。』内と外とが機を得て,両者が相応すると言うことです。 望ましい親は,おうようで落ち着いており,子どもを含む家族の問題について批判せず,事態をありのままに受け入れ,家族と一緒に話し合い,教えていこうとする傾向を持っている。そして,この傾向に強い親に育てられた子どもは,素直に伸び伸びと成長し,少々の困難にぶつかり傷ついても,自ら立ち直り克服していく。また,家庭でも自由に話し,他の人の立場や考え方も尊重するようになるとも言われています。
 このことは,教師についても同様です。親・教師・子どもが相互の呼吸をぴったり合わせ,信頼関係を築き上げ,時機を失することなく教えるべき時に教え,覚えさせるべき時に覚えさせ,しつけるべき時にしつけてはじめて子どもは自主的に,より高い価値に迫っていくのでしょう。
 「そつ啄同機」。普段使われない言葉ですが,価値ある意味深い言葉の一つではないでしょうか。
 
2008/11/11(Tue) 09:30:50


 [12] 静と動カテゴリ:【教育

  降雨のため途中中断を心配しながらスタートした秋季大運動会も,いざ始めると,天気予報は見事にはずれ,変則的なプログラムになってしまいましたが,PTA種目のみを除いて全ての種目を実施できました。台風13号・15号の相次ぐ接近により練習時間を大幅に縮小された中での実施でしたが,「フレーフレー北小 みんなでつくる 情熱的運動会」キャッチフレーズのもと,実に素晴らしい感動的な運動会でした。子どもたち,職員の努力はもちろんのこと,PTA役員をはじめ保護者の皆さんのご協力の賜物と感謝申し上げます。
 さて,今,秋真っ盛り。スポーツの秋,食欲の秋,読書の秋・・・。気候的に一番過ごしやすい時期でもあります。また,2学期は,1年生が1年生らしく,6年生が6年生らしく成長する時期であるとも言われています。(もちろん他の学年も)
 そこで子どもたちに「静と動」のけじめをしっかり付けて欲しいとお願いしました。学校生活の中には,じっくりと物事を考えたり,先生の話を集中して聞いたり,読書に親しんだりという「静」と体育の時間や休み時間に外で元気よく活動したりする「動」が混在しています。集団生活では,この「静と動」のけじめをつけて行動しないと,思わぬ事故を起こしたり,友達に迷惑をかけたりしかねません。楽しく充実した学校生活を送るための基本中の基本だと思います。
 
2008/10/20(Mon) 15:20:02


 [11] 言われなくても実行【9月3日】カテゴリ:【教育

  長かった夏休みも終わり,今日から2学期の始まりです。
 何よりもまず,大きくなったね。逞しくなったようです。4月の頃と比べて,何センチメートル,何キログラム伸びただろうか。近く体格測定があります。比べてみましょう。楽しみですね。今日から始まる2学期もどんどん伸び続けていきましょう。身体だけではだめですよ。中身が大切です。強い身体,強い心と優しい心を持つ人になりましょう。もちろん,しっかり勉強して頭も鍛えましょう。いつも言うように,人間は,身体も頭も心も,使った分だけ強くなるのです。
 2学期は一番長くて一番いい季節だといえます。夏のような暑さから,さわやかな秋,そして,木枯らしの吹く冬と3つの季節を感じます。また,楽しい行事のある学期でもあります。運動会,一日遠足,4年生は市の音楽会,6年生は修学旅行ですね。
 さて,2学期のはじめに当たって,校長先生から希望することがあります。1学期の始業式では「目標と実行」,つまり目標を立てて実行しようとお願いしました。2学期には「言われなくても実行する」ことを目標にしてほしいのです。周りの人や先生,お父さんやお母さんから言われなくても,あるいは言われる前に,自分から判断してきちんと実行できる人になろう,ということです。
 朝起きてから学校へ行くなでにしなければならないこと,学校生活の中でしなければならないこと,学校から帰って寝るまでにしなければならないこと,いろいろなことがたくさんありますよね。
 言われてからするのと,言われる前にするのでは,気分的に大きな違いがありますよね。例えば,宿題とか歯磨きとか・・・
 また,人に注意されると,「分かってるんだが・・・」とふくれる人がいます。しかし,分かっているだけでは少しも偉くはないですね。それを実行する人が良い人,強い人,賢い人なのです。
 つい忘れてしまうこともあるでしょう。注意されても,ふざけたり怒ったりしないで,素直に実行する人になるよう努力しましょう。
 今日は,「言われなくても実行する」ことをお願いして,お話を終わります。
 
2008/09/03(Wed) 08:03:12


 [10] 地域で見守り育てましょう。【7月15日】カテゴリ:【教育

  一学期もまもなく終わります。保護者の皆様方の温かいご理解と惜しみないご協力を頂き,また,地域の方々のご支援・ご助言等も頂きながら,子どもたちが無事に夏休みを迎えられることを心より感謝申し上げます。子どもたちが待ちに待った40日余りの夏休みが始まりますが,これまでと同様,保護者や地域の方々,関係機関の皆様方のご支援・ご協力を頂き,地域の中で,子どもたちが安全で元気にたくましく成長できますようにお願いいたします。
【個性を育てよう】
 夏休みは,個性を磨き,個性を大きく育てる素晴らしい期間だと思います。個々の子どもの興味・関心を生かして,有意義な自然体験や社会体験,文化面や運動面の経験等ができるようにサポートしてください。クッキングやジョギングなど,親子での共通体験もいかがでしょう。個性を育てることが,豊かな発想・豊かな文化の基礎になるかも知れません。学級の中の子ども一人一人違う個性,兄弟姉妹でも違う個性,それらを温かく受け止めて,それぞれの長所を伸ばせるように支援していきましょう。
 
2008/07/14(Mon) 08:49:01


 [9] 過激ゲーム 小学生熱中 【7月2日】カテゴリ:【教育

  これは,6月26日付の南日本新聞記事の見出しです。ここで言う「過激ゲーム」とは,「モンスターハンターポータブル 2nd G」のことで,主人公のハンターを操り,武器を使って恐竜のような巨大なモンスターを倒すアクションゲームだそうです。その中で,モンスターの血が飛び散るなどショッキングな映像もあり,15歳以上を対象とする「C]」ランクとされているとのこと。(詳しくは,新聞記事をご覧下さい。)
 ゲームの功罪についてここでは語りませんが,この記事を読んだとき,平成9年に世の中を震撼させた事件を思い出しました。中学生が小学生を殺害し,その首を小学校の正門に晒したという事件です。その後も,少年らによる肉親を含む殺傷事件が相次ぎました。
 これらの事件とゲームと何の関係があるのかと思われるかも知れません。全てとは言えませんが,事件を起こした少年に共通しているのは,「ゲームに没頭していた」ということらしいのです。ゲームですから,ほとんどが仮想現実(バーチャルリアリティ)です。その世界に没頭し続けると,いつの間にか,残酷なこともゲーム感覚で平気でやってしまうのかも知れません。ゲームの怖さは,ここにあるのでしょう。
 だからといって,ゲームを否定しているわけではありません。5年生の父親は,そのゲームを買って自分で遊んでみて,「血しぶきがすごい」と感じ,子どもには渡さなかったそうです。ゲームの中身と遊ぶ時間,再度親子で話し合ったらいかがでしょうか。
 
2008/07/12(Sat) 12:11:11


 [8] 心を開く一言 【6月19日】 カテゴリ:【教育

 「おはようございます」
   この一言で,すがすがしい一日が始まります。
「ありがとう」
   この一言で,お互いの心が温かく結ばれます。
「すみません。降ります。」
   この一言で,満員のバスの中にも降り口への道が開かれます。

 この世の中,自分一人が生きているものではありません。年齢も,性格も,生い立ちも,考え方も,何もかもが違った様々な人が相寄って共同生活を営んでいるのです。我々の先輩たちは長い年月をかけて,その共同生活をスムーズに,豊かにするための様々な知恵を生み出してきました。その一つが,人と人とを結ぶ感謝の一言,思いやりの一言。そのほんの一言によって相手の心が開け,心と心が通じ合うのです。
 今そんな一言を掛け合うことが少なくなりつつあると言われます。自分のことしか考えられなくなってきたためか,あるいは,習慣として身に付いていないからなのか。いずれにしても,殺伐とした世の中を避けるために,良い言葉を,家庭でも,学校でも,職場でも,もっともっと気軽に掛け合いたいものです。幸い,心を開く一言を我々はたくさん持っているのですから。
 
 国分北小学校の今年のキャッチフレーズは,
                      「ありがとう」心を開く合い言葉
 
2008/07/12(Sat) 12:09:48


 [7] 親から子へ受け継ぐもの【6月10日】 カテゴリ:【教育

  月刊誌「PHP」に,落語家・桂小金治さんが,「親から子へ受け継ぐもの」というテーマで話されていました。感銘・共感しましたので紹介します。(文が長いので,抜粋です。) 

 東京の店を再開するために,戦時中疎開していた群馬県から,私と父はリヤカーに家財道具を乗せて130キロの道のりを歩いた。2日目の夜,野宿していた近くに芋畑があった。あまりの空腹に「父ちゃん,芋を少しもらおうか」と言った。
父はむくっと起き上がって私を睨んだ。「もらうだって?それは盗むってことだろう。もし今盗みを働けば,お前は一生芋を食うたびに思い出すんだぞ。それでもいいなら盗め。」その言葉に私はハッとした。いかなる理由があろうとも,人様の物を盗むことは許されない。人間として当たり前のことだった。

 小学生の頃,私はハーモニカが欲しくて仕方がなかった。その音色の美しさに心を奪われた。私は思いきって父に買って欲しいとねだった。「すごくきれいな音が出るんだよ」と。しかし父は,「きれいな音ならこれで出るぞ」と言って,神棚の榊の葉っぱを1枚ちぎると,それを唇に当てて器用に「故郷」という曲を奏でた。
 私は,次の日から練習を始めた。ところがピーともスーとも鳴らない。意外に難しく,もういいやと私は草笛を諦めた。それを見て父は言った。「一念発起は誰でもする。とりあえずの努力もする。しかしそこで諦めたら,ドングリの背比べで終わってしまう。そこから一歩抜きん出るためには,努力の上に辛抱という棒を立てることだ。この棒には必ず花が咲くもんだ。」 翌日から私は再び練習をした。辛抱強く音を出す練習をした。ひと月もかかっただろうか,とうとう私は草笛で曲を奏でることができるようになった。嬉しくて,父の前で草笛を披露した。翌朝目が覚めると,枕元にはハーモニカが置かれていた。「母ちゃん,父ちゃんがハーモニカを買ってくれたよ」私は嬉しくて母のところに飛んでいって言った。すると母はニコニコしながら言った。「父ちゃんは3日も前に買っていたんだよ。あの子は絶対に草笛が吹けるようにかるからって」
 嬉しくて涙がこみ上げてきた。そんな私に父は「努力の上に辛抱の棒を立てたんだ。花が咲いて当たり前だよ」と言って笑った。父の前でハーモニカを吹いた。覚えたての「故郷」を吹いた。でも曲の途中からは,嗚咽が混じってうまく吹くことができなかった。どうしてこんなに嬉しいんだろう。それはハーモニカを買ってもらえたからじゃない。父が自分のことを信じてくれたから・・・

 親から子へと受け継がれるもの。それは屋号や財産などではない。人としての善悪の判断や良識。他人を思いやる美しい心。その心根をこそ,伝え続けていかなければならない。親子とはそういうものだ。
 
2008/07/12(Sat) 11:59:38


 [5] 子どもの心を育てる親のあり方【6月2日】カテゴリ:【教育

  平成18年11月に,Y新聞社が行った全国世論調査によると,『いじめによって,子どもが自殺する事件が相次いでいる背景として,どういう問題が大きいと思いますか』という設問に対して,?@「親が社会のルールを教えていない」64.5% ?A「他人の痛みを思いやることのできない子どもが増えている」54.9% ?B「親が子どもの悩みを把握できていない」52.0% ?C「教師の指導力や資質に問題がある」48.3%の順で,家庭での問題が大きいと考えている人が多いという結果でした。
 もちろん学校や教師に責任があることは言うまでもありませんので,最善の努力をする必要がありますが,社会生活のルールを教えたり,思いやりの心を育てるのは,親の役割,責任が大きいと言うことです。
 私達が育った頃は,親から「己の欲せざるところ,人に施すなかれ」という格言や「そんなことをすると自分が恥ずかしいよ」「誰も見ていなくても,お天道様が見ていらっしゃるよ」「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれるよ」などと諭されながら育ってきました。これが子どもの心にも自己規制になっていたのです。親は,我が子に,「悪いことはしない」「人のいやがることを言ったり,したりしない」「弱い者いじめは卑怯である」など,規範意識や善悪の判断,命の大切さなどをしっかりと教え込んでほしいと思います。
 これらの心を,言葉を通してだけでなく,家庭生活における親子の触れ合いのいろいろな場面を通して,親の後ろ姿で育てましょう。一日に一度は,家族そろって食事をするように努力してください。
 「教育は,家庭で芽が出て,学校で花が咲き,社会で実る」と言われます。家庭教育の中で,芽を出してもらわなければ,学校では花を咲かせることはできないのです。学校教育は家庭教育の基盤の上に成り立つと言うことができます。
 平成18年12月に施行された改訂教育基本法では,「父母その他の保護者は,教育について第一義的責任を有する」と規定し,家庭教育が重要であることを強調しています。学校教育と家庭教育の役割を,お互いにしっかりと果たすことにより,子どもたちの健全な心を一層育てていきましょう。
 
2008/07/12(Sat) 11:04:26